2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

デザインとは、価値の発見を担うものです。_iMacのデザイン革命

私たちは、「あるがままのモノ」を、客観的に見ているわけではありません。 見たモノに貼付けられている「解釈」によって、 モノの価値を「発見(評価)」させられています。その大切な役割、「発見」を担うのが、デザイン(ビジュアル化)です。ゆえに、モ…

ビジュアル・アイデンティティの「アイデンティティ」とは?

大袈裟かもしれませんが、人は「解釈の奴隷」であるともいえます。 「コミュニケーションの力」とは、この「解釈を書き変える」ことで、 「人の考え方や行動を、変えてしまう(あるいは開放する)」ことにあります。「余の辞書に不可能という文字はない」と…

会社の発達障害?、会社がもつ目的の創造性(コンセプトの働き)

近年、多くの人々から話題になったものに、 子どもからの「なぜ、勉強しないといけないの?」に、 どう答えるのかが注目されました。 「勉強という『手段の目的』は何か?」に、 私たちは問い詰められてしまいます。この子どもの問いに、 多くの大人が、まと…

商品の価値を、逆転する、 本末転倒の成熟社会。

日本において、成熟社会が成立したのは、1980年代だといわれています。 その後、1990年代のバブル経済の破綻やその後長い不況、 さらに2008年秋、リーマンショックもあり、物価下落による経済の縮小という 「デフレ」の時代が続いております。しかし、「消費の…

デザインとは「目的の創造性+手段の創造性」です。

デザインを考えるとき、同じような製品なのに、 小さな魅力をうみだすデザインと、大きな魅力をうみだすデザインがあります。「iPod」と「ウォークマン」の新旧対決の構図(構造)は、 その違いを分からせてくれます。世界的な大ヒット商品「iPod」を、追撃…

ブランド、理不尽な差別。

世の中には不思議なことがあります。 同じ品質であるのに、一方は高い価格設定ができ、 もう一方は、低価格でも売れないということが起きます。そこに、ブランドの不思議な力が発揮されています。 こうした話は、私のご依頼社の実話です。実は、誰でも知るブ…